先日、米国個別株買いました。
ずばりその銘柄は
マイクロソフト(MSFT)ナスダック
取得価額は円換算26,812円 です。
この記事では米国株の魅力と注意点を書き、
それを踏まえた上で私なぜ私がMicrosoftを購入したのか?について
購入した理由を市場動向を含めて解説します。
米国株の魅力と注意点
私は基本的に米国株に関してはETFを中心にインデックス投資をしています。
*保有銘柄公開しておりますので、詳しくは下記をご参照ください。
今後は米国株個別銘柄を買っていくべく、まずは手始めにMicrosoftを買いました。
私が米国個別株を買う理由とマイクロソフトを選んだ理由を解説します。
米国株の魅力
米国株には日本にはない魅力がたくさんあります。
市場の伸び率が高い
世界でもトップレベルの最新の技術を持ち、日本より圧倒的に市場も大きいアメリカ市場。
「もうさすがに遅いかな?」と思ってもまだまだ5年後、10年後に伸びる可能性をもった企業がやまほどあります。
例えば、誰もが知るGoogleの親会社アルファベットは2018年、700円程度で買えました。
2018年といえば当然日常的に「ググって」いました。アメリカの企業が日本で当たり前に使われている状況で、Googleっていい会社じゃん!と思って買っていれば現在3倍の2100円程になっています。
完全に浸透していると思った状況で買っても3倍になっているんです。
2019年に買っていても2年で2倍になっています。
GAFAと呼ばれる企業は軒並み同じように株価は上がっており、アメリカ発で日本に浸透してからでも十分恩恵を受けることができるのです。
有名企業はまだまだ拍車をかけてシェアを伸ばす
これから出る最新の技術を持つ企業を見極めて投資するのは難しくないですか?
確かに米国株の中から値がさ株や低位株を見つけて10倍を目指す!というのは難しいでしょう。
しかし安心してください。
GAFAやネットフリックス、マイクロソフト、テスラ、と誰でも知っている企業はコングロマリット化しており、さらには様々なベンチャーを買収することで規模をどんどん拡大する傾向があります。
例えば、フェイスブックが若年層世代を取り込むために、インスタグラムを買収。
例えば、Googleが動画広告を出すためにYouTubeを買収、
他にもFacebookのWhat’s up買収、Googleのandroid買収、挙げていけばキリがありませんが、全ての最先端の技術を脅威になる前に全て取り込んで吸収し、自信を強大化させていくというモンスター企業になっているのです。
こうして巨大化したAppleの時価総額は200兆円です。
トヨタの時価総額は25兆円、この差を見ればどちらに世界中のお金が集まっているかは一目瞭然です。
人口減少が日本より緩やか+優秀な人材が豊富
今後の市場拡大予測の理由の一つとして、人口の増加があります。
経済学の原則として人口の増加に比例してその国の経済力は高くなっていきます。
人口ボーナスと呼ばれることもあります。
日本は少子高齢化が続き、間違いなく人口は減少していきます。
アメリカも決して出生率が高いわけではありませんが、アメリカには多くの人種が暮らしており、それぞれの人種間で出生率が異なります。
中でもヒスパニック系は出生率2を超えています。
またバイデン大統領に変わり、移民が増えるのではないか、とも言われています。
また移民受け入れ政策や、さまざまな人種が活躍している土壌ができあがっているので、優秀な人材が多く集まるようになっています。
取引時間が日本の夜
これはマーケットとは関係がないのですが、アメリカ市場の取引時間は時間外取引を入れると日本時間の22時~翌朝10までです。(サマータイムは1時間前倒し)
日中は株価なんて見ていられない!という日本の会社員にとっては、夜間じっくり企業研究をしながら、ニュースや株価を追いかけられるので、メリットがあります。
米国株の注意点
税金が高い
通常、日本の株取引の利益は20%税金がかかるのですが、アメリカ株では30%課税されます。
単純に10万円利益を出すと、日本株なら2万円が税金、アメリカ株なら3万円税金がかかります。
単純に日本株より1割多く利益を取らないといけないということですね。
情報が英語
当然ですが、アメリカの株なので情報は全て英語です。
とはいえ、日本の証券会社を通して購入するので、必要な基本情報は全て日本語で見れます。
私はSBI証券の外国株取引を使っています。下記のようなイメージです。
もし決算情報等が英語でしか表示されていなくても、今はGoogle翻訳を使えば、十分専門用語も含めて日本語で読めるので問題ありません。
以下は決算情報の一部を翻訳した例です。
2020年12月31日に終了した6か月間、MicrosoftCorporationの収益は15%増加して802.3億ドルになりました。
純利益は31%増加して293.6億ドルになりました。
収益は、IntelligentCloudセグメントが21%増加して27.59億ドル、生産性およびビジネスプロセスセグメントが12%増加して25.67億ドル、MorePersonal Computingセグメントが11%増加して26.97億ドル、その他の国のセグメントが17%増加して39.37億ドル、米国セグメントが 12%から40.86億ドル。
SBI証券
米国経済と為替の知識が多少必要
これは米国株式に限りませんが、やはり市場や企業のイメージとなんとなくのボリュームを把握することは大切です。
例えば今の日経平均は言えるけど、ナスダックとNY市場はわからない。
では、さすがに話にならないので、ある程度の知識は付けるためにも、しばらくはいきなり参入せずに日本語でのニュースやGoogle翻訳を使って米国市場に慣れましょう。
マイクロソフト株を買った理由
ここまでで、米国株の魅力は感じていただけたかと思います。
では、私がMicrosoft株を購入したのかについて解説していきます。
*米国個別銘柄の選定に悩んでいる方は、参考として2025年を制覇する破壊的企業 (SB新書) [ 山本康正 ]をお読みください。
実際にアメリカで暮らし、現地の風を肌で感じている著者がGAFAを含む11社について、今後の世界の情勢とその11社がどのような取り組みをしているかについて詳しく書かれています。2021年以降、この本を読んでいるか読んでいないかで、人生が変わると言っても過言ではありません。
クラウド事業の拡大が見込める
上記はMicrosoft AzureというマイクロソフトのクラウドサービスのHPです。
Amazonのクラウドサービス「AWS」とのコスト比較を掲載しています。
自社のライバル企業の実名を出して比較するのは日本の企業ではあまり見ることがりません。
AmazonのAWSは2003年から稼働しており、世界中の民間企業や政府のクラウドで圧倒的シェアを誇っています。アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスがアメリカの政府関係者と常に良好な関係を築いている話は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
Microsoftはクラウド分野ではAmazonから大きく後れをとった形になりましたが、そもそもWindowsユーザーは多く、知名度、信頼感が圧倒的にあります。
そのマイクロソフトが今全力でクラウド事業にリソースを注いでいるので、勝算も十分あると感じています。
皆さんももAWSの広告をよく見かけるようになっていませんか?Amazonがよいよ大手企業や政府だけでなく、中小企業にも販路を拡大しようとしているのです。
その背景にはマイクロソフトのクラウド事業の脅威を感じているのではないか、と推測できます。
サブスクリプションのビジネスモデルに転換
元々はMicrosoft officeのソフトを売ったら終わりというビジネスモデルでしたが、今はoffice365のサブスクリプション化により、より最新のソフトを使い続けることができ、OSのアップグレードにも対応できるようになります。
さらには前述のクラウド内での作業であれば、いちいちアップグレードの手間もなく、クラウド上で全て完了し、より便利に最新技術の恩恵をユーザーに提供することができます。
サブスク×クラウドはコロナ後の世界のトレンドになることは間違いありません。
株価が安い
2021年月現在、Microsoftの株価は243ドル程度。
米国株は1株単位で購入できますので、25,000円程でマイクロソフトの株主になることができます。
実はアマゾンの株を買うか、どちらかで悩んでいたのですが、正直、可能性や現在の企業の強さで言うとAmazon一択なのですが、何分株価が高いのです。2021年2月現在3,200ドル程度。30万円以上の株よりは、リスクの回避も含めて、3万円以下で買えるMicrosoft株を少しずつ買い続ける方が魅力があると感じています。
Surfaceの使い心地が良い
私自身、2020年10月に発売された【Surface Laptop Go】を使用して、全ての記事を書いていますが、正直かなり快適です。
*Surface Laptop Goのレビューはこちら
これはあくまで私の所感ですが、Microsoft製品のUI/UXがだんだん優れてきている気がします。
一部のコアなユーザーだけでなく、ライトユーザーでも直感的に使いやすくデザインも洗練(Appleに近くなってきている)されているようになりました。
まとめ
米国個別銘柄【Microsoft】(MSFT)を買いました。
米国市場は日本の市場と比べまだまだ伸びる可能性が高く、GAFAを始めとする圧倒的なメガ企業はまだまだ各産業や新しい技術を吸収し拡大していくでしょう。
その中で比較的株価が低く、成長の可能性も感じられるMicrosoftを買いました。
コロナ化で恩恵を受けたクラウド産業にまだまだ可能性はあります。
皆さんもぜひ新しい産業や拡大する可能性のある事業を考えてみてください。
今後5年はクラウド・AI・アンドロイド・5G6G 関連
今後10年は上記を土台に自動運転、5感のIoT、宇宙開発
といった事業が実用化されていくでしょう。
成功するビジネスマンになるためにも、先を読む力、あるいは先を読む力のある企業への投資や情報収集を始めましょう!!
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