【引き寄せの法則】を効果的に使う３ステップ

仕事や恋愛、お金等、幅広いジャンルで根強い人気を見せている「引き寄せの法則」。

本当に願うだけで願いは叶うのか疑問に思ってらっしゃる方も多いと思います。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」は未だに書店やkindleではベストセラーに選ばれていますね。

私は元々、「思うだけで願いが叶うなら誰も苦労しない」という考えの持ち主でした。

現に今でも「考えるより先に手を動かす」をモットーにしています。

しかしながら、営業に転職をしてうまくいかない時に、藁にもすがる思いで「引き寄せの法則」を信じて、より強く作用するように色々試してみました。

すると実際、真剣に「引き寄せの法則」と向きあい始めて２，３か月経ったころ、急に営業がうまく回り始めました。

当然営業の努力は必死にしていましたが、スキルが急に上がったわけではなく、同じ能力のまま、なぜか売り上げが安定していったのです。

当時は気がついていなかったのですが、これは決してスピリチュアルな力ではなく、今から解説する、現実に起こる作用によって実現したのだとわかりました。

今回は「引き寄せの法則」についてその有効性となぜ効果があるのか、そして効果的に引き寄せの法則を発動させる方法を３ステップに分けて解説します。

ぜひ最後までお読み頂き、皆様の成功の一助になれるとうれしいです☆

引き寄せの法則を発動させる３ステップ

【①声に出す】インカンテーションで新しい自己イメージを作り出す

初めに言葉があった。

言葉は神とともにあった。

言葉は神であった。

全てのものはこの言葉によってできた。

できたもののうち、言葉によらないものは一つもなかった。

ヨハネによる福音書

これはヨハネの福音書の一句です。

日本では「言霊」という言葉があり、何千年も前から言葉には計り知れない力があると考えられています。

これはスピリチュアルといった類の話ではなく、単純に応援されたり、「頑張ろう」と声をかけられると実際に力が湧いてくるということです。

インカンテーションとは、まずはあなた自身が達成したい目標やありたい自分の姿を、肯定的に自分にかけ続けることです。

例えば、あなたが営業で成績１位になりたいとします。そのような場合はこのように言葉をかけます。

このように単純な言葉を繰り返し繰り返し自分に聞かせることでアイデンティティそのものを新しく作り出すことができます。

例のように、自分がNo1セールスパーソンであると聞かせ続けると、自己イメージに沿って行動パターンが変わります。例えば後輩への指導力が増したり、商談中に自信に満ち溢れたり、歩き方、姿勢、全てが変わってきます。

この時注意する点が３つあります。

現在進行形で聞かせる

①現在進行形で聞かせるというのは、「No.1セールスになりたい」ではなく、「No.1である」とあたかも今現在その通りであることを脳に認識させなければなりません。

肯定的な表現にする

②ポジティブというのは、例えば、「誰にも負けない」や「商談で断られない」といったマイナスのイメージのある語彙は使わずに「全員に勝つ」や「商談は全て決まる」というように、肯定的な表現にしましょう。

聞かせ続ける

③習慣化をするために、最低でも３カ月、そして効果が持続し、自分で次の課題が見つかるまではずっと続けてください。多くの人がダイエットでも筋トレでも効果がないとすぐやめてしまいます。逆に続けることができた人だけが成功をするようになっているのです。ぜひこの簡単なフレーズを自分に聞かせるだけでも、続けてください。

【②書き出す】コンフォートゾーンから抜け出す

コンフォートゾーンとは、普段私たちが快適に過ごせる範囲のことです。

分かりやすく言うと、気心の知れた仲間といる集まりはコンフォートゾーン、初めましての人ばかりが集まるセミナーはラーニングゾーン、というイメージです。

個人の能力のことでいうと、初めて車や自転車の運転をした時はラーニングゾーン（パニックゾーンの人もいるでしょう）、運転に慣れてきて、快適なドライブができるようになれば、コンフォートゾーンになるということです。

居心地の良い空間から少しのチャレンジをして、コンフォートゾーンを抜け出すことが成長への第一歩となります。

コンフォートゾーンを抜け出すために必要なことが「書き出す」ことです。

なりたい自分のイメージを定着できたら、次にもう少し具体的に、今度は紙に書き出します。

例えば「私は関東エリアでNo.1セールスだ！」というセルフイメージを持った場合は以下のような内容で紙に書き出します。

このようにインカンテーションでつけたなりたい自分を具体的に書いていきます。
見本となる近くの人や有名人を使うのも効果的です。

例えば目標が「ブログで稼いでいる」状態だった場合、

「マナブさんのように読者にわかりやすい文章を書くことができる」

といった感じで目標とする人を具体的にイメージすることも大切です。

＊マナブさんとは、ブログだけで年収数千万と言われ、近年はYouTube、出版と活動の幅を広げているブログの第一人者です。

紙に書き出し、目にすることで現状と理想のギャップを認識し、初めて行動に移せるようになります。

【③RASの作用を使う】無意識に行動を変える

RAS（ラス）とはReticular Activating Systemの頭文字をとった言葉で、日本語にすると「網様体賦活系」と呼ばれます。

脳は膨大な量の情報を処理しなければならず、脳幹にあるこのRASは重要な情報とそうでない情報を分ける場所になります。

朝の占いで「今日のラッキーカラーは赤です。」と言われると赤いもばかりが目に留まるのは、このRASの働きによるものです。

書店で、同じような自己啓発本やビジネス本を手にとってしまうことはありませんか？
それもRASの働きによるもので、自分の中のレコメンド機能という感じですね。

ここまでのステップで、自己イメージを確立し、コンフォートゾーンからの脱却のモチベーションが高まっていればあとは行動するだけです。

実はここまでのステップでRASへの働きかけはセットできているので、無意識に自己イメージに沿った意識が根付き、より具体的な目標を達成するための行動をとっているはずです。

そして、今あなたはRASの働きにより、無意識に自己実現のための情報の吸収し、取捨選択できている状態になっています。

もしかすると、今までの思考や行動パターンと変わり、「これでいいのか？」「少し窮屈な感じがする」と感じられるかもしれません。

そうなればしめたものです。今まさにコンフォートゾーンから脱却して、ラーニングゾーンに入っていっているということです。無意識のうちに自分に適度な負荷がかかっている状態は成長ができている証拠です。（他人からのストレスはまた別です）

ステップ①と②で目標とする自分の在り方が確立されたなら、あとはRASを信じて直感的に行動すればおのずと成功に近づいていきます。

RASは初めはインプットを意識し始めます。

「この本のフレーズが気になる。著者の他の本も読んでみよう」

「あの人の発言が良い気がする。行動パターンを見習ってみよう」

といった感じで、まずは入ってきた情報からたどっていきます。

そして最終的には

「この著者やあの人のように自分もアウトプットしてみよう」

という気になり、実際行動を起こせるようになります。

またアイデアが沸き上がってきた場合はすかさずノートや紙に書き出しましょう。

この時、A4のコピー用紙等に書いても良いですが、少し良いメモや手帳に記入しておくとセルフイメージも高まり、書いている内容に自分が寄り添っていけます。

良いメモは正直モレスキン一択です。

当然持っているだけで周りの人はあなたのセンスに気づくでしょうし、それがきっかけで話が膨らむことも多々ありました。

その書き出す行為がまたステップ②の作用を高めることができます。

引き寄せの法則はいつ発動する？

これは正直、人それぞれだと考えています。

勉強でもスポーツでもすぐにできる人もいればそうでない人もいます。

さらに挑戦するジャンルでも得手不得手があるので、一概にいつ効果が表れると断言するのは難しいです。

しかしながら、私の実体験や周りの人の話を聞いていると、だいたい３カ月~半年くらいで自分の思考や習慣が変わっていることに気づき、気が付いた時にはコンフォートゾーンが広がり、今までできていなかったことができるようになっています。

まずは皆さんも３カ月から半年を目安に上記ステップを意識してチャレンジを行ってください。

まとめ

引き寄せの法則は実在する。

３つのステップは以下の通り

以上です。

実際私も深く思い込むことで、理想の自分と人生を手に入れることができました。

まずは自分の理想を整理し、認識するためにも上記ステップを実践されることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。